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執筆者の写真jukucho

公立中学校の社会の地理・歴史・公民の割り振り

私の塾のある地域の公立中学校では、中1・2で地理と歴史を平行して習い、中3で公民を習っている。これはこれでいいのだが、公民にあてる時間数が圧倒的に少なくなっている。中3生が夏休みを過ぎてもまだ歴史を習っている。そして公民は9月になりようやく習い始めるという状況だ。確かに地理と歴史の教科書に比べ、公民の教科書は若干薄い。しかし学ぶべき内容は公民が一番重要と思われる。聖徳太子や大化の改新よりも、今の生活に直結する政治や経済の方が圧倒的に重要と思われる。なぜ中学では公民の時間数が少ないのか。一応規定の時間数は決まっているはずだが、現場の先生の判断にゆだねられるところが多分にあるのだと思われる。だが、これは私の推測するところだが、最も大きな理由は、中学校の社会の先生は地理と歴史が得意で、政治と経済が不得意なのだろうということ。これは学校の中間・期末のテストを見てみるとよくわかる。歴史ではかなり細かいところまで出題されるのに、政治・経済では基本事項だけが表面的にまんべんなく出題される。高校になると、科目別に、世界史の先生、日本史の先生、地理の先生のようにいるので問題はないが、中学校では一人の先生が地理も歴史も公民も教えるので大変だと思う。翻って塾の先生はどうなのか。私などは専門は英語だが、塾の経営者として、法人の代表として、税務関係から法務関係まで税理士とかにお世話になることなく、自分でこなしているので公民の実地の知識はかなりある。

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